2009/05/29

骨展、始まりました。

昨年秋から準備を進めてきた骨展が、いよいよ始まりました。

今回の「Galvanic Frame」は、全員が一丸となってゼロから作り上げた完全新作です。
CG・模型での検討に始まり、溶接、回路設計、ソフトウェア開発、インターフェースデザインまで、すべての行程を自分たちで作っています。

チームとはいえ、制作に対する理想は一人一人違います。それぞれがフラットな状態から考えをまとめていくのは、難しい面もありましたが、違うからこそ新しいハーモニーが生まれました。

まだまだ荒削りな「Galvanic Frame」ですが、生まれたばかりの姿を見てあげてください。

2009/05/25

Process:2 CG


初期プランのCG



ブレストで様々なアイディアが出ました。ただスケッチのイメージだけでは朧気なものなので、より具体的なイメージをメンバーが共有する為には詳細なCGに起こします。

この段階では、人工的な構造物に座って体験する事が方向性として固まりつつあったので、全体のサイズや見せ方をシミュレーションしつつ、コンセプトを明快にしていきます。
上の絵では、3つのベンチが配置され、それぞれの素材で加重の掛かり方を見比べるという方向性を打ち出しています。

下のCGは、ほぼフィニッシュに近いイメージを起こし、このあと縮小模型を造ります。


フィニッシュに限りなく近いCG

2009/05/18

Process:1 ブレスト


初期のミーティング '08年9月頃


プランの初期段階では、なるべく多くの可能性を模索するため、ブレストを頻繁に行います。

よく行う方法として、1つのアイデアを1枚の紙にまとめ、制限時間内にとにかくたくさん出すというものがあります。細部にはこだわらず、思いつくままに書くのが大切。初めはさらさらと書けるのですが、次第に詰まってきて、最後には頭をひねって絞り出します。

制限時間後に一人ずつ書いた物を見せながら発表します。イラストに凝る人、抽象的な階層を考える人、説明を聞かないとなんだか分からない人。それぞれのスタイルがあって、面白いです。

そうして集まったアイデアは様々な可能性を秘めています。このあとスケッチ・模型制作などを経て磨きをかけていきます。


ブレストで集まったカード。後に繋がるアイデアがこの中に。

2009/05/16

Concept

生物の骨は、一般に硬質な物として捉えられる事が多いですが、実際は若干の弾力性があり、撓んだり捻れたりして力を受け流す不思議な物体です。

人工物の構造体も同じで、形状や材料の性質によって、自重や外力などの荷重に抵抗するように作られています。しかし、その力の流れは物体の内部に潜んでいる為、普段は目にする事ができません。

そこで、力が人工物にどのように作用していくのかを可視化する事で、カタチの持つ意味を明らかにできるのではないかと考えました。

この作品は、3人掛けくらいの大きさのベンチです。
脚部は幾つかのバリエーションがあり、一般的な建築構造であるトラスやアーチなど、それぞれ異なる構造体で出来ています。体験者が座ると、位置や荷重をセンシングし、どのように力が伝わっていくかを光の演出によって可視化します。

二人で座る時は、互いに影響を与えあって、複雑な伝播をするかもしれません。それでは三人の時は?想像を巡らし自分で発見する事が、物の形の意味を考えるきっかけとなればと思います。


In general, the biological skeletons are caught as a hard thing.
However, it is mysterious object that actually some elasticity comparison by shrinks or twists processes.
The structure of the artificial material is also the same. It resists loads of the own weight and the external power,
etc. by the stracture of shape and the material.
the force-frequency relation is in the object, and cannot usually be seen.
it wants to make how power acts on the artificial material visible, and to clarify the meaning of structure.
This work is a bench of the size of the multiplication of about three people.
The leg has some variations.
For example truss tyep of a general building construction , pipe type is constructed irregular thickness and etc.
The position and the load are perceived when those who experience sit, and how to transmit power is made visible by
producing light.
When sitting by two people, those structure might influence each other, and a complex spread be done.
Then, how will it become it at three people?
The imagination is developed, and I think that the thing discovered oneself becomes a chance to consider
the meaning of the shape of object.

2009/05/14

About MONGOOSE STUDIO




MONGOOSE STUDIOは、有限会社プロトタイプがプロデュースするクリエイティブチームです。アーチスト、グラフィックデザイナー、Webデザイナー、エンジニア、プランナーなど、多種多様なメンバーによって構成されます。

アート活動、独自プロダクト企画、アートプロジェクト制作支援など、幅広く活動しています。なかでも、インタラクティブな要素を含むプロジェクトを得意とし、企画からシステム開発、デザイン、制作まで手がけます。

主な展示歴は、2007年に文化庁メディア芸術祭10周年企画展「日本の表現力」、文化庁メディア芸術祭上海展、現代美術館「SPACE FOR YOUR FUTURE」展、等多数。
クライアントワークとして、2007年に六本木ヒルズ「シティビュー」にfuwapicaシリーズ、2008年に梅田スカイビル「空中庭園」にfuwapicaの発展版を納品しました。

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Group formed in 2006 who are composed artist, graphic designer, Web designer, engineer, and planner by various members.

We acts of the art, an original product and the art project assistance.
An interactive design is skillful, It does consistently to the project, system development, design, and production.

Main exhibition
"Power of expression of Japan" of the Cultural Affairs media art festival anniversary in 2007 exhibited to "fuwapica"

Cultural Affairs media art festival exhibited in 2007 to "RGBy desk"
Modern art museum "SPACE FOR YOUR FUTURE" in 2007 exhibited to "fuwapica".

Others
Umeda Sky Building "Garden in the air" fuwapica development version is handled in 2008.
Roppongi Hills "City view" fuwapica series delivery in 2007 and a lot of work are handled.
>WEB site

2009/05/12

Other Works


六本木ヒルズ大展望台 TOKYO CITY VIEW
fuwapica love / 2007





東京都現代美術館「SPACE FOR YOUR FUTURE」展
fuwapica ice / 2007





梅田スカイビル空中庭園展望台
fuwapica 173 / 2008




RGBy販売開始
RGBy3.0 / 2007

2009/05/10

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東京都世田谷区羽根木1-19-15 H.I.G B棟03
Tel. 03-3324-6277
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