2009/07/24

process:5 溶接


溶接をする八木澤 鉄棒の間に見える四角錐のものが治具



いよいよ本体を形作る重要なプロセスです。
Galvanic Frameは太さ9mm鉄棒を使います。
CGや模型を検討して起こした寸法通りに鉄棒を切り出し溶接していくのですが
基本的に全てトラス構造の為同じ形状の繰り返しになります。
治具(鉄棒を固定する道具)を作ってそれに合わせて溶接することで同じ寸法のユニットをたくさん作ることができます。
各ユニットのサイズにバラツキがあると全体の形状や寸法に影響が出ますので、治具作りは慎重に時間をかけて行います。

溶接した後グラインダーで溶接部位の形を整え、最後は油焼きで表面処理をすることで黒色のGalvanic Frameの外装が出来上がります。



機械油の匂いと工具に囲まれた工房にいると何故か落ち着きます。

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